先輩インタビュー
INTERVIEW
キャリア採用「これから」を共に。
CREATING TOGETHER
私とISEKIの「これから」
EXPERT
先端技術部
A . M
Profile
A . M
先端技術部
勤務地:愛媛入社年:2015年度
出身学部:工学部 情報ネットワーク工学科
担当業務:ロボットトラクタの開発・制御設計業務
「これから」を共に。
KEY WORD
EXPERT
熟練者の使い方をベースに、
機械ならではの正確な動作や方法を取り入れた
ユーザーの要求に応えるロボットトラクタの
開発・改良をこれからも行っていきます。
QUESTION1 井関農機を選んだ理由を教えてください。
ANSWER
モノを最初から設計し、最後まで作ることが出来るからです。
前職では自動車メーカー関係でプログラマーとして、一部分の機能に対するプログラム作成や動作確認を行っていました。その際は一部分の機能作成と机上デバッグが主な業務であり、実物の動き等を見ることはほとんどなかったことから、次第に実際の動きを見て動かすモノの設計を行いたいと強く思うようになりました。
井関農機では、自分で設計した機能などを試験機に搭載し動作確認を行えるため、自分の作りたいイメージと実際に動いた時の動作を比較できることが楽しく思います。
QUESTION2 現在の仕事内容を教えてください。
ANSWER
ロボットトラクタの開発及び制御設計業務を担当しています。
トラクタは後ろに装着する作業機によって動かし方が変わってくるため、その作業機を動かし正しく作業を行うにはどのようにすればよいか検討・設計を行い、実際に試験検証を行います。
熟練者の使い方をベースに、機械だからこそできる正確な動作や方法を取り入れることで、熟練者と同等の作業ができるようにするなど、柔軟な発想で機能を製品に取り入れています。
そのため、制御などの基礎知識のほか農業のやり方や知識を勉強し、ロボットトラクタの開発・改良を行っています。
QUESTION3
この仕事をしていて
一番嬉しかったことを教えてください
ANSWER
ユーザーの要求に応え、意図通りにモノが動くことです。
モノや動作を制御するために、どのように動かしたいかを検討・設計し、実機試験で意図通りに動いたときにはホッとすると同時に嬉しくなります。
設計段階やプログラムを作成しているときは、「この動きが正しいのか?」、「想定していない動きはないか?」などの疑問や課題に直面することも多々ありましたが、打ち合わせなどで都度メンバーに相談し助けてもらいながら制御設計及びプログラム作成を行いました。
前職の動作チェックでは、机上チェックが主で実際の動作を見ることは少なかったのですが、現在はトラクタを動かし実機のデータ採りから解析を行うことで改善点を見つけ、改善方法を探すことが面白く、また改善できた時には達成感とともに喜びを実感することができます。
先輩インタビュー
INTERVIEW
キャリア採用「これから」を共に。
CREATING TOGETHER
私とISEKIの「これから」
INNOVATION
夢ある農業ソリューション
推進部
E . I
Profile
E . I
夢ある農業ソリューション推進部
勤務地:つくばみらい入社年:2022年度
出身学部:大学院 農学府 農業環境工学専攻
担当業務:スマート農機の産学官連携・現地実証の業務
「これから」を共に。
KEY WORD
INNOVATION
今後の農業に必要不可欠なスマート農業技術に取り組み
もっと多くの農家さんに役立ててもらえるよう
企画立案や営業推進を行うことが私たちの仕事です。
QUESTION1 井関農機を選んだ理由を教えてください。
ANSWER
農業分野で培ったスキルと行政での経験を、全国や世界規模で生かせるからです。
市役所で花の試験栽培や農政業務を担当してきて、農家さんから直接いただく技術や政策の要望を、情報収集、調査試験、モノづくりや政策提案を通じて、問題解決につなげる仕事にやりがいを感じていました。その中で、「この農業・農村で培った知識、経験とスキルをもっと多くの農家さんに役立ててもらえるようにしたい」と、挑戦したい気持ちになりました。
転職活動にあたって、日本や世界の農業に貢献してきた実績のある企業で、同時に地域に根差し、ほとんどの農業者が知り、沢山の方々から選ばれているという面で、井関農機は非常に関心を引きました。
また、今後の農業に必要不可欠なスマート農業技術に取り組み、ハード・ソフト両面において、将来へ着実に投資をしている農業機械の総合専業メーカーである点も大きな魅力でした。
QUESTION2 現在の仕事内容を教えてください。
ANSWER
スマート農機の産学官連携と現地実証の業務を担当しています。
最先端の技術が使われている機械は、初めて世に出る機能を備えており、市場に受け入れられるかどうか未知の部分が多くあります。
ところ変われば土質も異なり、色々な時期に様々な方式で栽培をしています。それゆえ、それぞれの農家さんに実際に使ってもらい、使い方の工夫や効果の検証などを通じて、活用方法を冷静に見極める必要があります。
そのために、大学などの研究機関の成果の情報収集を行う、国の実証プロジェクトに研究機関や他の企業と共同で参画する、自治体とスマート農業や持続可能な栽培の推進のために連携する、といったことも全国で行います。これらの業務を通じて、製品をより多くの農家さんに、より快適に使ってもらうための企画立案や営業推進を行うことが私たちの仕事です。
QUESTION3
この仕事をしていて
一番嬉しかったことを教えてください
ANSWER
企画立案したサービスが農作業支援のポータルサイトに採用されたことです。
サービス提案のイメージを試作している最中は、完成度などにはまだまだ不満、不安がありました。しかし、ミーティングで発表した後、職場のリーダーや同僚のそれぞれのスキルや創造的な意見を合わせて、無事にサービスをリリースすることが決まりました。
前職では、職務と地域が限定されていたため、少数の農業者に深くフィットさせることが重要でしたが、現在はとても多くの農家さんに広く使ってもらえるサービスづくりが出来ることがやりがいだと感じています。
また、大きな範囲で仕事する上では多様な組織と連携を密に図っていく必要があります。配属された部署では、農家さんを中心とした地域のために、その地域の農業の特性を考慮した技術導入を推進するという面で、地方行政での経験もより生きていることが実感できています。